
ITを学べる通信制大学があるけど、入学するか迷う・・・
- 通信制大学を卒業できるか不安
- 通信制大学って学歴にならないって本当?
- 通信制大学ってやめた方がいいの?
- 通信制大学を卒業した人の話を聞きたい
IT未経験や初心者で転職を考える際、スキルアップのためにスクールを検討することもあります。特に高卒の場合、大学卒業と同時にITを学べる通信制大学を選ぶことも考えられます。既に大学を卒業していても、編入で在籍を短くしITを学ぶことも可能。
しかし、通信制大学の卒業が実際に認められるのか、学歴として有効なのか、また通信制大学を選ぶべきか悩む方もいるでしょう。
私自身も働きながらIT系の通信制大学を卒業した経験がありますが、ITスキルアップにおいて通信制大学はおすすめの選択肢と言えます。以下では、通信制大学の利点や実績について紹介します。また、ITを学べる代表的な通信制大学であるサイバー大学を含め、他の5つの情報系大学についても紹介します。
通信制大学とは
通信制大学は、学生がキャンパスに通わずに自宅などから学習を行う形式で学位を取得できる大学のことです。ています。
通信制大学の特徴
通信制大学は多忙なスケジュールを持つ人や地理的制約がある人、自己学習や自己管理が得意な人にとって魅力的な学習環境となっています。
- 学習の自由度
- 仕事や家庭との両立がしやすい
- 地理的な制約が少ない
- 柔軟な進学スタイル
各大学によって異なる制度やカリキュラムが存在するため、入学前に情報を確認し、自身の目標や状況に合った大学を選ぶことが重要です。
通信制大学の数
文部科学省のデータによると、2022年(令和4年)5月1日現在の大学数は、810でそのうち通信教育をおく大学は51あります。
区分 | 大学数 | うち通信教育 をおくもの |
---|---|---|
国立 | 86 | ― |
公立 | 101 | ― |
私立 | 623 | 51 |
大学数:学生の募集を停止している大学及び放送大学を除く。
データ引用:文部科学省
ITとビジネスを学べるサイバー大学


サイバー大学
- サイバー大学はいつでもどこでも安心して学べる
- サイバー大学はITとビジネスの両方が学べる
- 学費の面でも安心
サイバー大学はいつでもどこでも安心して学べる
通信制大学で学ぶ際に最も不安に感じる要素の一つは、学習を継続できるかということがあるでしょう。しかし、サイバー大学は安心して学ぶことができるシステムを整備しています。
サイバー大学はフルオンラインで学べる
通学不要で24時間で、ライフスタイルに合わせていつでもどこでも受講可能です。PCはもちろん、スマホやタブレット端末を使って学べます。
- 講義の受講 → eラーニング
- 期末試験→ eラーニング
スマホやタブレットの学習が可能なため、移動時間でも学習可能。また、スクーリング(教室で行う対面授業)も通学の必要がありません。
もちろん大卒資格取得可能
4年制大学の卒業資格取得をめざすことが可能です。また、編入学・転入学の場合 最短2年で大卒資格が取得可能。
サイバー大学は学生サポート体制が充実
全国どこからでもオンラインで、学生生活全般・履修科目や授業内容に関する質問が可能。また、インターネットやパソコン操作についての質問・卒業後の進路等の相談が可能です。
サイバー大学はITとビジネスの両方が学べる
IT総合学部では、テクノロジーとビジネスを学ぶことができます。
- IT活用力
- ビジネス応用力
- コミュニケーション力
IT総合学部の3つのコースです。
- テクノロジーコース
- ビジネスコース
- コミュニケーション力
サイバー大学は学費の面でも安心
在籍年数が増えても授業料は変わりません。また、編入学・転入学・単位認定などの制度を活用することで、授業料の負担を減らすことができます。これにより、卒業までの学費が他の大学と比べてリーズナブルになります。
サイバー大学では、卒業までにかかる学費が比較的リーズナブルです。また、学資ローンを利用することができます。これにより、経済的な負担を軽減しながら、学びを続けることができます。私自身も通信制の大学で学んだ経験があり、学費の面で余裕がなかったため、学資ローンを活用しました。このような支援制度を利用することで、経済的な負担を軽減し、学習に集中することができました。
通信制大学のメリットとデメリット


通信制大学は、学習の自由度や地理的な制約の軽減といったメリットがあり、多くの人にとって魅力的な教育機会です。しかし、学習の孤立感や実技の制約、そして評価の違いなど、デメリットも念頭に置かなければなりません。
通信制大学のメリットとデメリットについて詳しく考えていきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
柔軟な学習スタイル 地理的な制約の緩和 オンライン学習の充実度が高い 経済的なメリット | 自己管理能力が求められる 学習の孤立感 就職・転職における評価の違い 実技や実習の制約 |
メリット
柔軟な学習スタイル
通信制大学では自分の都合に合わせて学習できるため、仕事や家庭との両立がしやすく、自分のペースで進めることができます。
地理的な制約の緩和
通学の必要がないため、遠隔地や交通の不便な地域に住んでいても学ぶことが可能です。
オンライン学習の充実度が高い
近年の技術の進歩により、オンライン授業やデジタル教材の品質が向上しており、充実した学習環境が整っています。
経済的なメリット
一部の通信制大学では、学費が比較的リーズナブルである場合があります。
デメリット
自己管理能力が求められる
通信制大学では自主性や自己管理が重要となります。自分でスケジュールを立て、計画的な学習を行う必要があります。
学習の孤立感
通信制大学では、学生が自宅などで学習するため、他の学生や教員との対面の機会が限られる場合があります。学習の孤立感を感じることがあるため、自己管理やモチベーションの維持が重要です。また、通信制大学ではリアルなキャンパス生活や対面のクラスメートとの交流が限られるため、人間関係の面での制約があるかもしれません。
就職・転職における評価の違い
一部の企業や業界では、通信制大学の学歴に対する評価が異なることがあります。学校の名前や学歴の評価基準は個別の企業や業界によって異なるため、就職や転職時には周囲の評価や要件を考慮する必要があります。
実技や実習の制約
通信制大学では、オンラインや遠隔での学習が主体となるため、実技や実習を十分に行うことが難しい場合があります。特に、実践的なスキルや実地での経験が必要な分野においては、実際の場での学習機会の制約があることを考慮する必要があります。
ITを学べる通信大学
2023年5月現在、ITを学べる通信制大学はサイバー大学以外にもいくつか存在しています。以下にその一部を紹介します。
- 東京通信大学
- 北海道情報大学
- ビジネス・ブレークスルー大学
- 放送大学
- 早稲田大学人間科学部eスクールリスト
東京通信大学
東京都新宿区にあるコクーンタワーにキャンパスがあります。その他、大阪駅前と名古屋にサテライトキャンパスもあり。
ITの学部は情報マネジメント学部で、4つのコースがあります。
- IT・情報システムコース
- IT・情報システムコース専門スキルプラス
- マネジメントコース
- データサイエンス・社会調査コース
北海道情報大学
北海道情報大学通教育部は、本学は北海道(札幌)にあります。スクーリング(面接授業)がありますが、全国14の会場で受講が可能です。
大学入学試験はなく、書類選考による入学資格の審査のみで入学可能です。基本はインターネットメディアによる学習です。
以下はITの学科です。
- 経営ネットワーク学科
- システム情報学科
ビジネス・ブレークスルー大学
100%オンラインの大学で、PCだけでなくスマホやタブレットでも受講可能です。
ITの学部は、経営学部デジタルビジネスデザイン学科で、グローバルコミュニケーション能力とITソリューション能力を身につけられるカリキュラムです。
放送大学
放送大学は入学試験がなく、テレビ、パソコンやスマホで学ぶことができます。
ITのコースは情報コースがあります。
早稲田大学
早稲田大学のITのコースは、人間科学部eスクールの「人間情報科学科」です。間科学部eスクールは、スクーリングを除くほとんどの課程をeラーニングで行っています。
人間情報科学科は5つの学系から構成されています。
- 情報科学系
- 認知科学系
- 人間工学系
- 教育工学系
- コミュニケーション学科
通信制大学の疑問を解決!ITを学べる通信制大学についてのQ&A
ITを学べる通信制大学に関する疑問を持つ方も多いかもしれません。以下では、通信制大学に関連する質問とその回答をご紹介します。
体験談・働きながら4年で通信制大学を卒業
通信制の大学を働きながら卒業した私の体験談を共有します。
卒業できた理由
私は30代半ばで通信制の短大に入学し、その後通信制の大学3年次に編入卒業しました。入試はありませんでした。
私が卒業できたのは、学費を自分で払った(学資ローン)からです。もったいないし、もとを取りたいという気持ちが大きかったです。その他に、自分に興味のある分野だったことや、大卒の給料の良さを活かしたかったことも大きな理由です。
勉強時間
勉強の量に関しては、朝3~4時に起きて仕事の前に勉強し、土日はほぼ一日中勉強に費やしました。これは短大と大学3年までの期間でした。単位を効率的に取得していたため、4年目には時間に余裕がありました。
朝に勉強していた理由は、朝が学習効率が高いとされているためです。また、帰宅後には疲れて学習意欲が低下している可能性があるため、朝の時間を活用することで効果的に学習できると考えました。
学習方法と学習したこと
当時はテキスト中心の学習方法が主流で、スクーリングが行われる大学も多かったです。私が卒業した短大では基本情報技術者試験の内容をベースにしたカリキュラムと、心理学や基本的なビジネスも学ぶ科目がありました。大学では情報と経営を学ぶコースで職業名だと「ITコンサルタント」やIT部門の管理者向けの内容でした。
スクーリングは嫌だと考える人もいるかもしれませんが、私の経験では楽しい思い出ばかりでした。特にグループワークを通じて学んだ技術は、より深く理解することができました。また、簿記の科目で苦戦していた時には、スクーリングのおかげで一気に理解できるようになりました。
通信制大学入学前に悩みやったこと
大学に入学する前に、放送大学の科目履修でプログラミングの科目を試しました。これは自分が通信制の大学を卒業できるか確かめるためでした。放送大学は近しい人が学んでいて、私には難易度が高いと感じたこともあり、また当時はIT系のコースがなかったため、続けることはありませんでした。
入学時に検討した大学
当時、私は情報コースの大学を探していて、北海道情報大学を候補として考えていました。スクーリングは私が当時住んでいた東京でも受けることができましたが、大学が札幌にあることについては迷いました。
私が通信制の大学を検討していた頃には、ちょうどサイバー大学が設立されたばかりでしたが、その存在に気づくことはありませんでした。当時はもちろんインターネットは存在していましたが、私が通信制の大学を選ぶきっかけとなったのは、本屋で手に入る各種学校の入学案内の封書でした。
卒業後に転職成功
卒業後には、正社員として社内SEの仕事に就くことができました。
卒業前と比べて年収は2倍に増えました。短大入学時は社員として経理の仕事で年収300万円弱でしたが、短大卒業後はIT企業(システム開発会社)で非正規雇用として働き、年収は400万円に上がりました。その後、正社員として転職し、短大入学前と比較すると年収は2倍になりました。
まとめ
IT未経験や初心者の方がスキルアップや転職を考える際におすすめなのが、通信制大学です。
その中でも特に注目すべきはサイバー大学
サイバー大学はいつでもどこでも学べるフルオンラインの学習環境を提供しています。授業はオンラインで受講できるため、通勤時間や時間の制約に悩むことなく学ぶことができます。また、大卒資格も取得できるため、学歴としての価値もしっかりとあります。
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サイバー大学を含めた通信制大学は、ITを学びたい方や転職を考えている方にとって魅力的な選択肢です。柔軟な学習スタイルや手厚いサポート体制があり、卒業後には就職のチャンスも広がります。自宅などから学べる利便性や、リーズナブルな学費も魅力的です。
将来のキャリアアップに向けて、サイバー大学を含む通信制大学の選択を検討してみる価値があります。
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